検査治具の製作

2018年3月16日

検査治具の製作

組付部門担当の野末です。

私は去年、社内で検査治具の製作を依頼されました。

内容としては、「樹脂コーティングの剥がし忘れがないかを検査する治具」を作ってほしいとのことで、アイデアは他の人たちから出してもらったのでそのアイデアを形にすることになりました。

カミザワ美装に入社して以来、検査治具を自分の手で作ったのは初めてでしたがもともと物を作ることは好きだったので苦ではありませんでした。

まずもらったアイデアから実際にどんな形にするのかイメージして簡単な設計図を書き、そのイメージに適した材料を探してまわりました。

いざ作り始めてみると加工に必要な道具が足りなかったり、自分の考えた設計図や配線が間違っててもう一度やり直すことになったりで苦戦することもありましたが、なんとか完成させることができ、完成した検査治具を実際に使用してもらったら好評だったようで一安心しました。

その後も引き続き検査で使用してもらい、先日にはもう1台作ってほしいというリクエストがあったので2台目を作ることになりました。

1台目を作ってから時間が経っていましたが1度作っているのでそれほど苦労しませんでした。

以前のものと比べて少し改良して使いやすくし見た目も整え2台目も完成させました。

これがその2台目の検査治具

現在2台目も検査に使用してもらっています。

検査治具と言ってもそれほど大したものを作ったわけではありませんが自分の手で作ったものが役に立っているというのは嬉しくなりますね。

ちなみに「ジグ」という言葉は元は英語の「jig」から来てるそうで、漢字の「治具」は当て漢字だそうです。

 

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