皆さんこんにちは。
部品検査組付班の(二)です。
今回は毎日お世話になっている「付箋」について書いてみます。
付箋とは、メモ書きを一時的に文書や書籍、封筒や机などに貼ったり、剥がしたりすることができるとても便利な小さな紙のことです。
最初の糊付き付箋製品を開発したのはアメリカの化学メーカー「3M社」です。
3M社が開発した付箋は「Post-it」として同社の商標となっています。
この開発経緯が大変興味深いと感じました。
1969年同社の研究員スペンサー・シルバーは強力な接着剤を開発中に、たまたま非常に弱い接着剤を作ってしまいました。
当初この弱い接着剤の用途はないように思えました。
しかし1974年、同社の別の研究員アーサー・フライがこれを本の栞に応用できないかと思いついたそうです。
1977年に試作が完成し、大企業の秘書課に試供品として配られたものが好評を博し、これをきっかけに
1980年より全米で発売されるようになります。
それ以降、Post-itは世界中に広がり、現在では100か国以上で販売されるまでになりました。
皆さんは付箋をどんな時に使っておられますか?
本の栞として、また次の日にすべきことを簡単なメモ書きにして、机やパソコンにちょこんと貼っておられるかもしれません。
自分の場合ですが、ちょっとしたことなので、これくらいなら明日も必ず覚えているはず、
と考えて付箋にメモしておかないとすっかり忘れて、周りの人に迷惑をかけてしまうばかりです。
自分に過信せず、付箋をフル活用することを今は心がけています。
それでもミスがなくなることはありませんが・・・・・・(^J^)